1 できるだけ早めに弁護士に相談する
高次脳機能障害の後遺障害の等級認定においては、頭部外傷の状況、意識障害の有無や程度、事故前後での状況の変化や事故後の
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高次脳機能障害の後遺障害の等級認定においては、頭部外傷の状況、意識障害の有無や程度、事故前後での状況の変化や事故後の仕事や日常生活への影響等が重要となるため、事故直後から必要な検査を受けたり、記録を残したりすることが重要になります。
そのため、交通事故で高次脳機能障害の可能性がある場合には、できるだけ早めに弁護士に相談することをお勧めします。
2 相談する弁護士の探し方
高次脳機能障害は、交通事故の中でも特に専門的な知識が必要となる分野になります。
そのため、高次脳機能障害を相談する弁護士を探す場合には、単に交通事故を扱っているだけではなく、高次脳機能障害を含む多くの交通事故案件の取り扱いがあるか、顧問医がいるか、後遺障害の申請をサポートする体制が整っているかといった点も確認することをお勧めします。
また、高次脳機能障害はリハビリを含めると1年半~2年程度の治療が必要になることも多く、その間、定期的に弁護士とのやり取りも必要になります。
そのため、弁護士を探す場合には、実際に弁護士と話をして、高次脳機能障害に関する知識は豊富か、コミュニケーションは取りやすいか、といった点も確認した方がよいでしょう。
また、最近は、インターネットで情報発信している弁護士や法律事務所が増えているため、そのような情報を参考にしたり、ポータルサイトなどの口コミを参考にしたりするのもよいと思います。